加賀6温泉ってどんなところ?
さまざまな歴史・文化を感じる温泉地、
「加賀の國」
霊峰白山の裾野に広がる「加賀の國」の温泉地、山中・山代・片山津・あわづ・辰口・白山温泉郷は、さまざまな歴史・景観や風情に彩られながら、湯治文化が栄えてきました。
自然いっぱいの中で深呼吸し、おいしいものを食べ、地球の生命力が凝縮された温泉に「文化」とともに浸る…。
様々な体験を通じてあなただけの、大切な時間を「加賀の國」でお楽しみください。
さまざまな歴史・文化を感じる温泉地、
「加賀の國」
霊峰白山の裾野に広がる「加賀の國」の温泉地、山中・山代・片山津・あわづ・辰口・白山温泉郷は、さまざまな歴史・景観や風情に彩られながら、湯治文化が栄えてきました。
自然いっぱいの中で深呼吸し、おいしいものを食べ、地球の生命力が凝縮された温泉に「文化」とともに浸る…。
様々な体験を通じてあなただけの、大切な時間を「加賀の國」でお楽しみください。
あわづ温泉は、718(養老2)年開湯の北陸最古の歴史を有し、白山開山の祖・泰澄大師が、夢のお告げどおりに掘ったところ温泉が湧出したという伝説が残ります。加賀藩主・前田利常も訪れており、お手植えの「黄門杉」が温泉街に立っています。
現在、宿はすべて自家掘り源泉を有しており、同じ塩化物泉でも宿ごとに泉質と泉温が微妙に異なります。
那谷寺
那谷寺は、あわづ温泉を開いた泰澄大師が717(養老元)年に開創した古刹で、温泉とともに1300年の歴史があります。
「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」で1つ星の認定を受けた那谷寺。境内には国の指定名勝で山水画のような「奇岩遊仙境」をはじめとして重要文化財が複数あり、見ごたえがあります。
恋人の聖地「あわづ温泉」からもほど近く、縁結びの神様として親しまれる庚申さんへのお参りできるので大切な人と一緒に訪れてみてはいかがですか。
あわづ温泉から車で10分
片山津温泉は「七色に変化する」とされる柴山潟の湖畔に立地し、白山を眺望できる美しい景観に恵まれています。
現在の柴山潟は昼は明るく開放的、夜はライトアップされて幻想的な雰囲気を感じることが出来ます。
潟を一周するサイクリングロードが整備されているほか、11月にはコハクチョウが見れます。バードウォッチングもおすすめ!冬ならではの柴山潟の雪景色も綺麗です。
中谷宇吉郎 雪の科学館
「雪は天から送られた手紙である」の言葉で知られ、初めて人工雪を作ることに成功した中谷宇吉郎を記念して、加賀市が出身地の片山津温泉に建設されました(磯崎新氏による設計)
科学、随筆、映画、絵など、宇吉郎の多才な業績に触れ、ダイヤモンドダスト、氷のペンダントなど、美しくふしぎな実験が楽しめます。
白山と柴山潟の広々とした景観が楽しめる 喫茶「冬の華」もおすすめです。
辰口温泉は、金沢からもっとも近い温泉地として親しまれています。
1836(天保7)年に、農民が薬師如来のお告げで温泉を掘り当てたのが、現在の辰口温泉の始まりとされます。
総湯・足湯のほか、3つの老舗旅館があり、「たがわ龍泉閣」は、里山の風景と雰囲気を肌で感じられる田園露天風呂が評判です。「まつさき」は、明治の文豪・泉鏡花が逗留し、同旅館を舞台とした小説『海の鳴る時』を執筆したことで知られます。
いしかわ動物園
いしかわ動物園は、自然の地形を活かした約23haの広大な敷地にあり、動物本来の生き生きとした姿を観察できる動物園です。
特別天然記念物のトキをはじめ、ホワイトタイガーやコビトカバ、ライチョウなどの珍しい動物を多数展示しているほか、動物たちとのふれあいができる体験型イベントも充実しています。冬の間の動物たちの様子も見ることができます。
辰口温泉から車で5分
霊峰白山を頂く白山市は、そこから流れ出る手取川に沿うように、上流の白山麓、平野部の鶴来、松任地域、日本海に面した美川地域へと続く広大な地を有しています。白山温泉郷は、こうした白山市全域にある15の温泉地の総称です。山々に囲まれた秘湯の一軒宿から、手取川の峡谷沿いの温泉、海辺の日帰り温泉まで、さまざまな立地で、さまざまな泉質が楽しめます。
地域内にはアウトドアレジャー施設が充実しており、白山一里野スキー場は県内最大級のゲレンデで初心者から上級者まで幅広いコースがあります。
一里野温泉スキー場
石川県内最大のゲレンデの広さとゴンドラ・リフトの基数を誇る白山一里野温泉スキー場。
上級者向けの急斜面3本の無圧雪コース、中級者向けにも「のだいらゲレンデ」など数本のコース、そして初級コースのゲレンデもあり、幅広いレベルに対応しています。
「キッズパーク」では、動くベルト(ムービングベルト)を利用し、そり遊びも、スキー練習も、らくらく! いろんな楽しい遊具もいっぱいです。
薬師山のふもとに立地する山代温泉は、白山へ向かう途中の行基が発見したと伝わります。
江戸時代には共同浴場を囲むように宿が立ち並び、街が形成されました。湯治客は共同浴場に通い、寺社に参詣し、周囲の自然を散策して長逗留しました。石川特有の呼び方として、この共同浴場を「総湯」といい、総湯を中心とした街並みを「湯の曲輪(ゆのがわ)」といいます。
山代温泉は、情緒あふれる湯の曲輪の景観が今もよく残る、そぞろ歩きが楽しい温泉地です。
古総湯
「古総湯」は、2010年に明治時代の総湯を復元した共同浴場です。
温泉街は古総湯を中心に、旅館や商店が立ち並ぶ“湯の曲輪(ゆのがわ)”という歴史的街並みを形成しています。
内装には当時、最先端だったステンドグラスが湯船に鮮やかな光をおとし、壁は拭き漆、タイルには当時のままの絵柄を忠実に再現した九谷焼が施されています。レトロかつ可愛い、ノスタルジックな雰囲気を楽しめるスポットです。
山中温泉は、大聖寺川がつくる緑豊かな鶴仙渓沿いにある温泉地です。
奈良時代の高僧・行基が温泉を発見したとされ、鎌倉時代に能登の地頭、長谷部信連が温泉地を再興しました。
江戸時代に、奥の細道の道中で当地を訪れた松尾芭蕉は、山中の湯を有馬・草津と並ぶ「扶桑の三名湯」と讃え、「山中や 菊は手折らじ 湯の匂ひ」と詠みました。
芭蕉を魅了した湯とともに、湯治客への土産物づくりを通じて木地の技が磨かれた「山中漆器」、北前船の船頭が湯船の中で歌っていた江差追分から生まれた「山中節」など、温泉に深く関わる文化が今も残っています。
鶴仙渓
山中の温泉街に沿って流れる大聖寺川の渓谷で、上流のこおろぎ橋から黒谷橋までの約1.3kmの区間をいいます。
渓谷沿いには遊歩道が整備されており、S字型の斬新なデザインのあやとりはし、総檜造りのこおろぎ橋めぐりも楽しく、雪景色も絶景です。
大自然でマイナスイオンを感じることができます。冷えた身体を温泉に浸かって癒すのも一興です。